仕事は「何をやるか」より「誰とやるか」の方が100倍大事と思う3つの理由。

やりたい仕事に就いたのに何かうまくいかない、悩みが絶えない。そんなこと感じたことありませんか?
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それは多分、「やりたい仕事」に執着し過ぎているからかもしれません。
僕が仕事をするとにき一番重視しているのは「なにをやるか」ではなく「だれとやるか」です。

もちろん基本的にはやりたい方向性のものを志向します。
でもどちらが大事かというと「誰とやるか」です。

そんなにやりたくなくても、一緒にやる人の人柄は良ければいい仕事ができると考えます。
なぜ、そう考えるかをまとめていきたいと思います。

仕事のパフォーマンスが全然変わってくる

仕事では当たり前ですが、毎日の様に仕事仲間や取引先と顔を合わせることになります。
そこで相性が強烈に悪い人間と四六時中共に時間を過ごすことがどれだけ効率を下げて、モチベーションも下げることか。

やりたいことをやるために一緒にやる人間関係は我慢していこうなんて思っても絶対にどっかで破綻します。

もちろんうまく関わりをコントロールしてやり抜く人もいるでしょう。
でもどうにもならないものはどうにもなりません。

他人を変えることは出来ません。
出来るのは、自分を変えること、環境を変えることだけです。

目標を達成するのが目的です。
パフォーマンスを最適化するために、必要であれば人員の再配置等の検討をすべきです。
馴れ合いにエネルギーを消耗している場合ではありません。

人間の悩みの99%は人間関係

アドラーの書籍にもありましたが、人間の悩みの99%は人間関係だということ。
人が集まることで一人では出来ないことも出来るようになりますが、集まることで逆に人間関係が難しくなってくるのも事実です。

人間のグループは10人程度が基本的な許容量みたいです。それ以上になると歪が色々なところに生じてくると言います。

だから、こそ誰と仕事をやるかが非常に重要になってくるんです。

すべては信頼関係で成り立っている

仕事を共にする人間との信頼関係。それが仕事のクオリティを決めます。
やる気があり、本気で取り組んでいても、上司や仲間との間に信頼関係が無ければ他人の言うことを聞き入れることは難しいし、意思疎通もうまくいきません。

仕事に嘘はあってはいけなんです。
嘘がバレたとき、すべてが崩壊します。

それは仕事をする仲間に対してであり、顧客に対してでもあります。

そもそも、嘘が混じった仕事なんてやっていると自分の魂もすり減らしてしまい、歪んでしまいます。

信用、信頼を積み重ねることがいい仕事をするための絶対条件ではないでしょうか。

さいごに

気持ちよく仕事をするには「誰とやるか」をしっかり見定めないとダメです。
いい人に囲まれての仕事はほんとに気持ちの良いものですし、やりがいも強く感じることができます。

「やりたい仕事」に執着して消耗するより一緒に仕事をしたい人とやるほうが絶対良い人生になると僕は思っています。

たとえその内容が自分の「やりたい仕事」と直接リンクしていなくても。

それくらい「誰と」仕事をするかは大事だということ。

ほなまた。
 
 

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