自宅回線をADSLからwimaxに換えてから、今まで使っていたルーターAirmac extreameは押入の肥やしになっていたのですが、最近バックアップを取ってなくて痛い思いをしたので、再度、以前構築していた環境をブリッジして構築してみました。
以前の環境というのは下図のようなイメージです。
(矢印部は無線、黒線は有線)
ADSL→Airmac extream→PC+airmac express→オーディオ
こんな感じです。ここでポイントなのはairmac extreameにHDDを接続して、NASを構築してたという点です。このHDDをtimemachineのバックアップ先に指定していました。なので、以前はwi-fi経由で自動的にバックアップしてた訳です。
wimaxに換えてからは、その仕組みを諦めていたのですが、最近色々調べると「ブリッジ」という仕組みを利用すれば、可能というのが分かったので、トライしてみたんです。
で、できたのが下図のような感じ。
(矢印部は無線、黒線は有線)
ポイントはAirMac Expressをwi-fiのブリッジに利用して、有線LAN化してAirMac Extreameに接続している点です。これで、wimaxを有線化して、airmac extreameを利用する事が可能になります。このairmac extreameのネット接続はイーサネット経由でないとうまくいかないので、この様な形をとっています。
また、wimaxも有線ポートが無いので、ブリッジしか方法がありません。
これで、晴れてNASを構築して、自動バックアップの仕組みができました。
ブリッジ等の設定方法
設定方法は以外簡単でした。
まず、先ほどの図の様に配線を完了させます。
そして、AirMac ExpressをAirMacユーティリティで開いて、「手動設定」をします。
そこで、「ワイヤレス」設定を以下の様に設定します。
①のワイヤレスモードを「ワイヤレスネットワークの接続」に設定。
②ワイヤレスネットワーク名をwimaxルーターに設定します。
ここで、「ethernetクライアントを許可」をオンにします。
あとは、お好みで設定します。
次に、「インターネット」の「インターネット接続」を設定します。
接続方法を「ワイヤレスネットワーク」に設定、
接続共有を「切(ブリッジモード)」に設定します。
これで、AirMac Expressの設定は完了です。
そして、AirMac Extreameの設定です。
こっちもワイヤレスのモードは「ワイヤレスネットワークを作成」で、設定。
インターネットの設定を以下の様にします。
接続方法を「ethernet」、接続共有を「切(ブリッジモード)」に設定。
二重のNAT問題
これで、アップデートすると、
AirMac Extreame側で「二重のNAT」というエラーが出ます。
これは同じネットワーク内のルーター機能が重複してる時に起きるみたいです。これを解消するために、問題の解決をクリックして、同一のIPを共有する的な項目にチェックを入れます。コレで問題は解消されます。
以上で設定が完了です。
最後に
wimaxルーターのwi-fi電波って弱っかので、ちょっとルーターから離れた場所だと、使えなかったりしてましたが、AirMac Extreame経由にしたことで、家中どこでもネットが快適に繋がるようになりました。これは思わぬ副産物でした。
wimaxで快適バックアップライフどうですか?おすすめです。
ではまた。
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