ベランダパーマカルチャーって何?

エコとかオーガニック、自然農というキーワードを深堀りしていくと、必ず目にするキーワード「パーマカルチャー」。

ウィキペディアによると

パーマカルチャー(Permaculture)とはエコロジカルデザイン・環境デザイン分野の用語であり、自然のエコシステムを参考にして、持続可能なアーキテクチャや自己維持型の園芸システムを取り入れようとする概念である

とあります。
簡単に言うと、自然の生態系を意識した人間の暮らし方を指向するということです。自然の生態系のシステムを活かしつつ、自分たちの暮らしもまた生態系に合わせたカタチで共に生きる→共生する世界を実現しようというものです。

パーマカルチャーというとどうしても持続可能な農的な暮らしと訳されることがありますが、別に農業だけが対象ではありません。

日々の人間の暮らし方も対象に入っています。エネルギーや、交通、インフラ等も含めた大きな概念です。食べ物だけでなく、日常的に使う電気、水道、ガス等のエネルギー、移動の手段等まで含まれます。

大量生産、大量消費時代が終わりつつある今の時代、こういった持続可能な暮らし方、生き方に関心が高まっています。

そんなパーマカルチャー、なんとなく田舎に暮らすの?とか昔の暮らしに戻れってこと?とか思われる方も多いと思います。色々我慢して質素な暮らしをしろってことでしょ?みたいな事良く言われます。

でも、実際はそんなことはありません。
昔の良いところは昔の暮らしから学んで、現代の便利な技術はうまく活用させてもらう、そんなハイブリッドな思考でやっていくことだってできるんです。

要はただの概念なので、自分なりに解釈して行動すればいいのかなと思う訳です。

だって正解なんて無いんですから。

暖をとるのに薪ストーブ、火鉢を使いつつ、パソコン、照明の電力はソーラーパネルで賄うとかやれば良い訳です。

ストイックにやり始めると続かないですよね。だからできるところからやればいいのかなと思います。

ベランダパーマカルチャー?

そんなパーマカルチャーをベランダで実践しましょうというのがベランダパーマカルチャーです。

多くの人が都市部に住んでいる現代。都市部は土地も無いし、高いです。

そんな都会でパーマカルチャーを実践できる最後の残された場所、それがベランダだと思うんです。ビルの屋上とかも活用できれば面白くなりそうです。

そんなベランダですが日当たりや、サイズ等様々な条件があると思いますが、そこの気候、条件に合ったカタチで生産していけばいいんです。

日当たりが悪いならシイタケを育ててもいいですよね。最近はホームセンターにも菌入りのダボ木が売ってますし。

プランターに多種多様な種を植えて色んな野菜を楽しむのもありです。

収穫したものをみんなで持ち寄ってパーティーするのも一興です。

自給力が上がればお金への依存度も下がります。余ったお金で旅行とか買い物にもいけます。

良いことずくめなんですよね。

そんな食べれるベランダ、始めてみませんか?

ではまた。

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