「お金は大事だよ〜♪」と歌っている某保険会社のCMがありますね。
確かにお金は大事です。お金があれば何でも買える、というかお金が無いと飯は食えないし、住む所も確保できません。
だからみんな生きるためにお金をせっせと稼ぐ訳です。
そしてお金さえあれば快適な生活ができる、お金が全てなんだよと、信じて疑いません。
確かにこの貨幣経済の中ではそれは事実です。
でも、一歩そのシステムの外に出れば、貨幣なんて実際何の役にも立ちません。
そもそも貨幣には価値が無いですからね。お金はあくまで価値を交換するための道具でしかないということ。
宇宙人にお金を渡しても理解してくれないでしょう。
山中で遭難して、熊や鹿にお金を差し出しても助けてはくれません。
そして最近、テレビでは4月から物価が上がる等とニュースになっています。食品やエネルギーの価格が上がるようです。
結局お金でしか、食糧エネルギーを調達できない人たちはその変動であたふたする訳です。
そんな不安定で良く分からないお金に依存するくらいなら、自分の自給率を上げて自給的な暮らしをした方が安定した暮らしができるんじゃないか、と思う訳です。
グループで共給共足できれば、ほんとお金への依存度を下げることが可能です。
物価の変動にいちいち振り回されることもありません。景気の変動で給料、ボーナスが減ろうとどうなろうと、大した影響は無くなります。
お金がなくても豊かに生きる道はあると思うんです。
別に田舎に行って農業をしようという訳じゃなくて、自分たちで作れるもはできるだけ自分たちで賄おうよ、ということです。
都市部でも貸し農園がありますし、ベランダがあります。日用品や家具も買うだけじゃなくて、週末DIYみたく作ってみればいいんですよ。別に売る訳じゃないから、完璧である必要はないんです。ちょっと歪んでいても使えればいいんですよ。
お金はあってもいいし、無くてもいい。
依存から少しでも脱却することができれば、それだけ自由が増えるんです。
お金とはうまく距離を保ってつき合っていきたいものです。
ほなまた。
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