まいど。@takasugiuraです。
アーバンパーマカルチャーというのは都市部で実践する、自然とのつながりを意識した暮らしをデザインするという考え方です。
都市部であっても自然資源は思いの他あるものです。公園、太陽光、風、雨水、庭、ベランダ、etc…。小さくてもいいから自然との繋がりを感じ、恵みを得ようというものです。
日本国内ではまだあまりなじみがありませんが、海外では色々な事例があるので、気になったものをいくつか写真で紹介したいと思います。
ベランダの極小スペースでソーラー発電、雨水活用、ミミズコンポスト、育苗をやってのけてます。これは日本の家庭事情にもマッチするやり方ですね。
via:http://www.flickr.com/photos/irldexter/841126733
ビルの壁面緑化の一例です。単なるデザインとしての緑化ではなく、ハーブなどの有用な植物を育てることで面白みも増してきます。土地の少ない都市部では有効なやり方ですね。
本来捨てるはずのガラス瓶を加工して、プランターにする例ですね。都市部でもこういった廃材を有効活用することで、いろいろと可能性が増してきます。
これはアーバンパーマカルチャーの象徴的な写真です。自然と建物が完全に融合し始めています。建物自体も有機的に配置されているような感じです。まさに共生です。
via:Pin Published October 6 2010 At In Options Small Bedroom Design on Pinterest
エンジン部に土を入れ、プランターとして利用している事例です。実用というよりはアート的な要素が強いですが、参考にする部分は多くあります。どんなものでもプランターになり得るということです。
via:Urban Permaculture | terrabelha.com
壁面でリーフレタスを栽培しています。メンテナンスが少し大変そうですが、ビルの屋上等限られた空間でこのやり方は有効ですね。日照の問題等もうまく解決できそうですし。
via:Urban Permaculture | terrabelha.com
これはベランダにて水耕栽培の実験をしているところです。容器に溜めた水をポンプでペットボトルの上から流し、それがまた下に落ちて循環する仕組みです。この省スペースで水耕栽培ができるのはオモシロい。
via:http://permacultureglobal.com/posts/2125
小さなベランダでも多種多様な植物を育てることが出来るという例です。空間を立体的に活用しているのがポイントですね。
via:Permaculture for Urban Homes and Small Spaces | These Light Footsteps
建物の屋上に森を作った例。やろうとすればここまでの森を屋上に作ることができるんですね。日本の都市部の屋上はまだまだ空いています。もっとこんな感じで活用できれば面白くなってきますよね。
via:How we built an Urban Permaculture Garden in the City Centre | Permaculture Magazine
これも屋上菜園の例です。屋上は日当りが良いので、条件さえうまく整えば、野菜の栽培もうまくいきます。屋上でこんなに野菜たちが元気に育ってるのを見るとワクワクします。
via:Permaculture, Urban Gardening and the New Outdoors – WOW TALKS
さいごに
いかがだったでしょうか?
意外と都市部であっても自然との繋がりを意識した生産的な暮らしというが可能なんじゃないか、と感じて頂けてたんではないでしょうか。
アーバンパーマカルチャーに「これ」という答えはないと思います。それぞれの土地でそれぞれの風土にあったやり方があると思います。概念、思いは共有し、そしてその技術、方法もシェアしながら、おのおの独自のやり方で進化していけばもっとオモシロ方向に世界は進むのかなと感じます。
自身も色々トライ&エラーを繰り返しつつ、独自のアーバンパーマカルチャーを実践していきたいと思います。
ほなまた。
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