まいど、杉浦(@takasugiura)です。
この記事を読んで自分の中で色々つながってきました。
『イケダハヤト&コグレマサトのプロブロガー論』を読んで2人が共通していると思った事。:Blogで本を紹介しちゃいます。
そうなんですよね、個性なんて誰も求めてなんですよね。
読者が求めていることを淡々と提供することが大事なんですね。
確かに検索するときって何か必要な情報を求めてする訳で、情報を求めているのにそこにアクの強い個性があったら邪魔ですもんね。
以前テレビ番組でハワイの高級不動産の営業の方が言っていたことを思い出しました。
「主役は私ではなく、物件であり、周辺環境なんです。僕はその良さをシンプルに伝えるための仲介役に過ぎないんです。」
「だから物件の説明は簡単にしますが、自分の想いとか思っていることは極力言わないようにしています。」
物件紹介に営業マンの個性なんていらないんですよね。もちろん人柄とかコミュニケーションは重要です。
でも、お客さんはあくまで物件を見に来てる訳で営業マンの劇場を見に来てる訳じゃないんですよ。
役者とかもそうですよね。
その役になりきることが仕事で、そこに本人の個性なんてまるで必要ない。
音楽でもアートでも同じことが言えるんじゃないかと。
その時代が求めるものを提供できなければ、どんなに個性的だろうと認知されないという。
個性がある故にウケない、でも個性がないと埋没するというジレンマ。
これは一見正しそうに見えますが、「個性がないから埋没」するんじゃなくて、求められてないから埋没するんじゃないかと思う訳で。
こだわりの職人ていうカテゴリー方々も同じです。
自分が良いと思うものを作れば売れる。でも売れない。なんで売れないんだ?と。
個性というか、思い込みというか。
ユーザー視点が欠けているんですよね。
それ誰が使うの?的なもの溢れています。
無印良品みたいな製品が人気を得るのも、個性なんていらないことを証明してます。
徹底的にシンプルで機能的な製品。
シンプルに役に立つモノがそこにはあります。
個性を削ぎ落とすことが結果的に個性になってますけどね。
だから個性なんてエッセンスでいいということです。
セルフブランディングだとか、個人の時代だと言われていますが、ただただ個性を主張するんじゃなくて、純粋に価値を生み出すことに注力すべきなんだと思います。
そんなものに振り回されてる場合じゃありません。
セルフブランディングのセミナーとか講座なんて行っている場合じゃありません。
それより何か問題を解決するだとか、誰かの役に立つことをすることですよね。
「どうしていいか分からなくなった時は誰かのためにおにぎりを作れ」っていう言葉もどこかで聞いたことがあります。
これもまさに価値を生み出して誰かの役に立て、ということですよね。
全てはそこから始まるということ。
個性なんてものはゴミ箱に捨ててしまえばいい。
全てはそこから始まるんじゃないのかと思いました。
ほなまた。
自分のどうでもいい執着はさっさと手放してしまいましょう。