まいど、杉浦です。
最近ミソにハマっていて、自然食品店や味噌蔵とかで色々な味噌を物色しています。味噌ってやっぱり原材料とか仕込み期間によってだいぶ味が変わってきます。
その味、旨みとかの違いを楽しんでおります。
また生きてる味噌だと購入後も徐々に味が変わってきます。ちゃんと空気を入れてあげないと変な匂いがしたり、不味くなったりします。
そんな中、たまたま「東京に味噌蔵ってないのかな?」と検索したらあったんですよ、近所に。
東京都練馬区の中村というところに創業130年の味噌蔵があったんです。おぉ、こんな近くに味噌蔵があるなんて!しかも東京都内で!と一人で興奮してました。
ということで早速行ってきましたのでレポートをば。
糀屋三郎右衛門の場所は練馬区 中村
最寄駅は西武池袋線の「中村橋駅」。僕は自転車で行きましたが、多分徒歩10分程だと思います。ー周辺は完全に住宅街です。え?こんな所に味噌蔵なんてあるの?って所です。
で、ネットで調べた住所を頼りにグーグルマップを使ってなんとか到着。外観はこんな感じ。
味噌蔵というくらいなのでもっと蔵っぽいのを想像していたのですが、なんか普通の民家みたいな感じです。
でも看板と暖簾がかかっているのでここで間違いないはず。
味噌は入り口で販売してます。
お店があってそこで購入するという感じではなく、蔵の入り口に小さなテーブルがあって、そこに保冷ボックスと電卓とベルが置いてあります。
基本無人みたいなので、ベルで呼ぶスタイルです。なんとも風情があります。
味噌の種類は結構あります。
中辛のものから、減塩の甘口のもの、白米味噌から玄米味噌、麦味噌まで幅広いラインナップです。
原材料にも拘っており、国産大豆、有機のもの、塩は伯方の塩、麹に使う米も国内産の米を厳選したものです。
また、名前からも分かる通り、自家製麹の販売も行っております。ご自身で味噌や甘酒を作られる方に人気となってるそうです。
手作り味噌キットも用意されてるので、初めての味噌作りにオススメです。
僕が購入したのは「白米みそ 京の里」
一番スタンダードな白米みそ 京の里中辛口です。
まぁはじめは定番をということで。
この味噌は麹を大豆より2割多く使って贅沢に仕込んだ、コクと旨味のある味噌に仕上がっているとのことでした。
で、実際お湯で溶いて味見してみたら、これがまぁうまい!ジュワッと唾液が出る感じというんですかね。旨味がドワっと口の中に広がる感じです。
旨味と適度な甘み、そしてまろやかな塩味が輪郭を整えてます。
既に出汁でも入ってるんじゃないかと思うくらい旨味が凝縮されています。
いや、ほんと出汁なしでも味噌汁とか全然イケます。野菜スティックにも付けてみましたが、やばい旨いです。
味はしっかり濃いめなので、味噌煮込みうどんとかにも合いそうです。
さいごに
やっぱりホンモノの生きてる味噌は旨いです。味の深みというか、複雑さというか、多様さが違います。
大量生産の味噌には真似出来ない、手作業による手間暇掛けて造られていることが美味しさに繋がっているのかなと感じます。
手作りキットも販売しているので、次は手作り味噌にもトライしようと思います。
ではまた。
参考:昔みそ・糀屋三郎右衛門
有機の味噌ならこれも最強です。