まいど、杉浦(@takasugiura)です。
ひょんなことから昨年末に埼玉県の比企郡小川町というところに移住しました。
小川町?っていう方もおられると思うのでざっくり説明を。(東京の小川町じゃありませんw)
埼玉県の左上、熊谷や深谷の南側にある東京から一番近い里山のある田舎です。
東武東上線一本で来れるアクセスの良さから、最近は田舎暮らしに憧れる首都圏の方が移住してくるケースが多いようです。駅前には移住相談センターがあるくらいです。
なんと言っても池袋から急行で1時間ほどなので、普通に都内に通勤されている方が多くおられます。(朝の通勤ラッシュはすごいです(送迎の車が…))
そんな小川町に移住した理由を紹介したいと思います。
有機農業がしたかったから
実はあんまり知られてないんですが、小川町って有機農業の聖地なんです。農業界ではもうかなり有名なんですが、それ以外の方はまだまだって感じです。
街のスーパーに行っても普通に有機農産物のコーナーがありますし、オーガニックのカフェやレストラン、パン屋等も普通にあります。
この小川町で有機農業を学びたくて色々探してたら、運良く農業研修する機会を得たんです。良いご縁があってほんと良かったと思ってます。
即移住しました。
住居に特にこだわりは無かったので普通のアパートを借りました。2DKで3万円台もザラにある素晴らしい環境。
都市部の暮らしに消耗していたから
東京はいろんなお店とかスポットがあって楽しいです。夜遅くまで多くの飲食店、カフェが開いているのは本当に助かります。
良い面もいっぱいあるんですけど、デメリットも感じていました。
ぼくは基本的に人が多い場所、空間はあまり好きではないんですよね。
なので日々の暮らしの中で小さなストレスが蓄積していて、街に出るとよくイライラしている自分がいました。
ほんともうね、密度が高すぎるんですよね。人も店も建物も。
もうそれがしんどくなってしまって。
買い物とかグルメを楽しむには最高ですが、人が住む所ではないですね、東京は。
何をするにもお金がかかる空間でもありますよね。
街なかでちょっと座りたいと思ってもイスすら無くて、カフェに入って休憩するもコーヒー一杯で400円とか普通で、ココロも財布も消耗してしまうみたいな。
東京との距離感が丁度良い
田舎暮らしサイコー!と言い放ちたいところですが、生まれも育ちもコンクリートジャングルだった僕は時折都会の空気感が恋しくなることがあります。
夜の街灯の無さや、スーパーが20時に閉店したり、スタバがないとか、人が歩いていないとか、変な鳴き声が夜な夜な聞こえるとか…。
街に出るとなんだか安心している自分がいるんですよねw
都会は人工的な空間で、自然との距離が遠い。
逆に田舎は自然が近い分、それに対する畏怖の念があってそれが影響しているのかもしれません。
だから、都市部と適度な距離感にある小川町は良いんですよね。ちょっと都会が恋しくなったら電車一本ですぐに街に出ることが出来ます。
スタバもチャリで40分ですけど、行けなくはない距離にありますし。
さいごに
いかがだってしょうか。
小川町は周りに自然が多く空気のクリア度が段違いで違います。駅に降りた瞬間から分かるくらい。
そして街はザ、コンパクトシティって感じです。駅周辺に生活に必要なものはだいたい揃ってます。駅近に住むなら車も不要です。(ぼくは所有してませんし、ロードバイクがあるのでそんなに必要性は感じてません。家族でドライブしたいときはレンタカーで)
昔から移住者が多いせいか、外からの移住者にも比較的オープンな感じです。(ここ大事)
排他的な所だとほんと大変と聞きますからね。
ただ、駅近には古民家とかはありません。田舎暮らし+古民家を求めている方は少し離れたところになるかと。(というかそもそも古民家の物件なんてあんまりないそうです…小川町は)
次回は小川町の魅力とか気になるポイントを紹介したいと思います。
ほなまた。
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