ホームセンターの片隅に追いやられた命たちに感じること

最近、出勤か!という勢いでホームセンターに通っている@takasugiuraです。

本当に色んなモノがあって飽きないんですよね。この素材でこの大きなさらアレに使えるなぁとか、これは加工してコレに使おうとか、色々実験の妄想をしながらウィンドウショッピングしている訳です。

そんな中、こんなものを見つけました。

 

はじめは、なんでこんなカワイそうな状態で放置しているだろう?と思っていたら、どうやら旬を逃した売り物にならない植物たちがここに集められて安売りされているんですね。

売り物にならないから、管理もされず、投げ売りレベルの価格で安売りされているんです。
これ、誰も買ってくれなかったらどうするんでしょうか?

 

余命宣告されて、後は死を待つだけの患者と同じです。

人が売るために育てた命、売れなかったら処分する。
食べ物もそうですよね。飲食産業等での食材の廃棄量たるはハンパ無いですもんね。

お金が全てのこの貨幣経済の歪みの一端です。

お金が全てのこの世界では命がないがしろにされすぎています。

そんな歪みについては一切無視していくのがこの世界のスタンダードになっています。
みんな口裏を合わせたように言います「仕方ないんだよ」と。

本当に仕方ないんでしょうか?
限りない便利を追求しすぎた結果、色んな無視がいろんなところで発生しています。

その「仕方ないんだよ」の裏にどれだけの犠牲があるのか。

そろそろそんなやり方限界が来ているんじゃないかと思うわけです。

商品化してしまうから消費期限、賞味期限が発生するんです。
大根だって、抜いた時点からどんどん鮮度が落ちていきます。魚も同じです。
売るために用意された時点で消費期限が設定されます。

それで売れなければ、廃棄せざる負えなくなる。

その日に必要なモノ以上手に入れてはいけないんですよ。本当は。

でも、より多く稼ぎたい、より多く換金したいという欲から、どんどん仕入れて売ろう、販促をしてどんどん売っていこうとなるんです。仕入れる側も売らないといけないから、必死です。利益を出さないといけないですからね。

完全に負のスパイラルで周辺の経済は動いています。
売らないといけない、利益を出さなくてはならない、と、どんどん追い込まれます。成長の強制力が働き、労働者は休む暇も無く働かされる訳です。

最近は生き方、働き方の本も本屋で多く見かけます。こんな現状に疑問、違和感を感じている人が多いからかもしれません。

少しづつ世界、環境は変化してきているんだと思います。
生きづらい今を少しでも良い方向にもっていきたいものです。

ほなまた。

 




 

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