まいど、杉浦(@takasugiura)です。
公開してもう1ヶ月以上経ちましたが、なんとか「ドラえもん stand by me」を映画館で観ることができました。
以前、藤子不二雄ミュージアムに行った時にこの映画の予告編を見てしまったんですよ。で、その予告編だけでドラ泣きしてしまって…、これは絶対映画館で見なければと思ったのがきっかけです。
今回は、そんなドラえもんから学んだことを紹介したいと思います。
人生の期限を知ることで人は行動できる
未来から来たドラえもんとセワシくんは、のび太に未来の現実を伝えるとこから話は始まります。ここでのび太は全く今の自分が望んでいないジャイ子との「未来の現実」を突きつけられる訳です。
そして、自分の不甲斐なさが原因で未来の子孫にまで迷惑を掛けていることに気づきます。
そこでのび太はこのままではダメだと気づきます(セワシくんに気付かされるというのが正確な表現かな…)
そして、未来を変える行動をドラえもんと共に開始します。
ここで大事だと思ったのは、「十数年後の確定した現実を突きつけられた」ということです。
日々私達はスケジュールは色々あるものの、人生の期限について考えながら行動することってあまりないと思います。特に死についてはそうだと思います。
でも、実際は着実に人は死に近づいている訳で、明日事故でポックリ逝くことだってあり得るということです。
スティーブジョブズも言ってました。
私は17歳のときに『毎日をそれが人生最後の1日だと思って生きれば、いつか、その通りになる』という言葉にどこかで出合ったのです。それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか、と。『違う』という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
のび太の場合は「死」を意識した訳では無いですが、ジャイ子との未来はまさに「死」に値するものだったのかもしれません。
だからこそ、重要な決断ができた。本当に大切なものに気づくことができたんだと思います。
その決断が行動を促すトリガーになるということです。
あなたはもし、今日が人生最後の日だったら何をしていますか?
道具だけでは未来を変えられない
のび太はしずかちゃんに好きになってもらうためにドラえもんの道具を使おうとした時のことです。
作戦が失敗して、しずかちゃんは出来杉くんのことを好きになってしまったんですが、出来杉くんは「ぼくだってしずかちゃんは大好きだけど、
こんな機械にたよって君の心を動かすのはいやなんだ」と一蹴しました。
ここで、のび太は気づいたんです。
道具だけじゃ何も未来を変えることが出来ないということを。
そして、道具に頼って変えたとしても、自分自身は本当の意味で幸せにはなれないということを。
これは私達の日々の暮らしでも同じことが言えます。
アレを買えばもっと痩せられる。これを買えばもっと便利になる。もっとキレイになれる。
あれさえあればとか、これがあれば、という思考回路は完全に気づく前ののび太と同じです。
どんなに良い物、道具を買い揃えても、それだけじゃ1ミリも未来は変わらないし、より良くならないということです。
本当に変えなきゃいけないのは自分自身ということですよね。どんな道具も活かすも殺すも自分次第。
道具を揃えるより前に、自分磨きに精を出すのが吉ということで。
行動だけが現実を動かし、未来を変える
終盤でのび太が雪山で遭難したしずかちゃんを助けにいくシーンがありますが、始めは簡単に考えてたのび太ですが、事態は悪い方向にどんどん進んでいきます。
しずかちゃんの容体はどんどん悪くなり、生死の危機が迫ってくる中、のび太は助ける方法を自分で考え始めます。今までは何かあるとすぐドラえもんを呼んでいたのび太が、追い込まれることで自分で思考し始めたんです。
その極限状態で起こした行動は、結果、いい方向に進むことが出来ました。未来を変えたんです。
結局、他人に依存ばかりしていては未来は変えられないということ。
自発的な行動だけが、現実を動かし、未来を変えるということ。
未来を変えるのは「今ココにある、現実」で行動を起こすしかないということですね。
「今」を変えない限り「未来」は変わらない。
まさに原因と結果の法則。
さいごに
いやー映画館でドラえもんを観たのはもう小学生の時以来でした。今回は3Dになって声優もだいぶ代わっていたので、始めは馴染めませんでしたが、気がつけばそんな事はどうでもいいくらいドラえもんワールドに惹きこまれてましたw
ほんと、観に行って良かったです。気づきや学びが多かったのもありますし、何と言っても「ドラ泣き」出来たのがもう最高でした。
ドラえもんはほんと永遠ですね。まだ観てないっていう人は是非!
ほなまた。