日々の農作業で愛用していたカシオのF-105W-1A。
風防のデザインがごちゃごちゃしてて、いつか風防をカスタムしたいと思っていたんですが、ついに先日思い立ってカスタムをトライしました。
事前に100均で必要な資材を購入。
ネットでもチプカシのカスタム記事は無数にあるのでそれを参考にしつつ。
参考:CASIO A158WA-1JF カスタマイズ編 – 文字盤再塗装・反転液晶化
なんかパっとしなかったので、液晶も反転させようと思い、再度分解。
液晶上のフィルムを剥がしてひっくり返せば完成なのですが、思いの外繊細でした。
液晶のガラスが。
フィルムを剥がす圧力で液晶内のガラスがパリッといってしまいました…。
文字盤がまともに見えなくなってしまったので残念ながらドナドナとなりました。
自分と同じ犠牲者を出さないためにも、
今回気づいたF-105W-1Aのカスタムの注意点等をまとめたいと思います。
カシオF-105W-1Aの風防は両面テープではなく接着剤で付いている
カスタムの記事を見てると、「風防は両面テープで付いているから裏からゆっくり圧をかけると剥がすことができる」とあります。
自分もそれを信じて裏から圧を掛けて外そうとしたんですが、全く剥がれる気配がありませんでした。
これは気合いだ、とばかりに全力で押し込んだところパキッ!という音と共に風防が外れました。おっ!やった!と思ったのもつかの間、よく見るとエッジが割れています。
そうなんです、F-105W-1Aの風防は両面テープではなく、接着剤でくっついるんです。
自分の場合はなんとか再接着可能な状態で外せましたが、力の掛け方次第では風防が割れてしまうことも普通にあり得ます。
風防を再接着すると防水性能はやっぱり無くなってしまう。
風防が接着剤で付いてることもあり、剥がした面が凸凹なんでよね。
強力な瞬間接着剤でべっとり隙間を埋めつつ接着剤したのですが、やっぱり小さな隙間があるせいか、水仕事で使うと風防が曇ります。微妙に水が侵入してるんですよね。
なので、F-105W-1Aの風防をカスタムしたら防水性能は無くなると考えた方がいいです。
農作業では全く使えない仕様になってしましました…。
接着剤でなんとかなると思っていたのですが、なめてましたね。
どうにもなりませんでした。
F-105W-1Aを反転液晶にするなら、偏向シートを別途購入するのが良い
液晶のガラスは本当に薄くて繊細です。
付いている、シートを剥がして反転させるなら、もうそのままその上にシートを貼り付けてしまえばいいんじゃないかと。
剥がしてガラスを割るリスクを下げることができますし、確実。
ほんと、カスタムに失敗するとショックですからね〜。
さいごに
チプカシが安いからと安易にカスタムすると、残念なことにもなり得るっていうお話でした。
結構気に入っていただけにほんとショックです。
でも良い勉強にはなりました。
次はカスタムせずにノーマルで使い倒したいと思います。
同じものを買うのも面白くないので、別のチプカシを購入する予定です。
これからF-105W-1Aをカスタムしようとしている方の参考になれば。
ほなまた。