土鍋がマイブームの杉浦(@takasugiura)です。
今までは、普通の土鍋でごはんを炊いていたのですが、吹きこぼれや、火加減の調整がちょっと面倒だったんです。
そんなことで、色々物色していたら、炊飯専用土鍋なら吹きこぼれもないし、火加減の調整もいらないモノがあると知り、「おぉ、そんな便利なものがあるんや!」とワクワクしながら購入したのが、無印良品の炊飯専用土鍋「おこげ」なんです。
ではまず開封の儀から。
無印良品の炊飯専用土鍋「おこげ」の外観、デザイン
購入時はこんな箱に入っています。
普通の土鍋とはだいぶデザインが違います。縦に長いので、収納はかなり楽です。
鍋自体の厚みがかなり厚いので重量がけっこうあります。はっきり言って重いです。
でも、なんか愛着が持てる可愛さを感じるデザイン。これからのエイジングが楽しみになります。
無印良品の土鍋「おこげ」の下準備
どの土鍋でも同じですが、使い始める前に必ず下準備が必要となります。
これは土鍋の割れを防ぐために必要な儀式みたいです。
下準備と言っても簡単です。以下に箇条書きで書きます。
①土鍋に8割ほど水を入れます。
②その水量の5分の一ほどの冷やご飯を入れる。
③弱火で吹きこぼれないように沸騰させる。
④煮上がったら、火を止めて冷めるのを確認し、お粥を取り除く。
⑤裏面に濡れていないことを確認してから使用を開始する。
使用していると裏面にヒビが入ることがあるとのことですが、それは伊賀焼の耐火粘土の特性とのことなので気にする必要はないとのことです。
無印良品の土鍋「おこげ」の炊き方
準備が完了したら、早速ごはんを炊きましょう。
では炊き方を簡単にご紹介。
3合炊きの場合
①3合のお米を研いだあと、約600ccの水を加え20分間水に浸けます。
②ガスの中火で炊き、15分〜17分でガスを止める。
③火を切ってから20分程度蒸らします。
2合炊きの場合
①2合のお米を研いだあと、約400ccの水を加え、20分間水吸水。
②ガスの中火で炊き、12〜14分でガスを止める。
③火を切ってから20分程度蒸らす。
ざっくり言うと
お米の量の1.2倍ほどの水を入れて、20分吸水。
中火で沸騰させ、蒸気が吹き出て1〜2分後に火を止めます。
で、20分蒸らして完成という感じです。
水の量さえ気をつければ後は結構適当でも美味しく炊けちゃいます。
無印良品の土鍋「おこげ」玄米の炊き方
①玄米の場合は水が多く、玄米2合に対して550ccの水と塩少々で8時間吸水。
②ガス中火で15分〜17分、その後、弱火で10分、で火を止めます。
③火を切ってから30〜40分程度蒸らして完成です。
この基本レシピで玄米を炊くとけなりふっくら炊けます。
私は結構ハードな感じが好きなので、吸水時間を減らして、水も少し少なめでやってます。
無印良品の土鍋「おこげ」は吹きこぼれるの?
ここ、結構気になっている方がいると思うんですが、実際吹きこぼれはほぼありません。
3合炊きの時は泡がちょこちょこ出てくることはありますが、鍋の縁が競り上がっているのでこぼれることはありません。
また、フタ自体が重いので、その重みで吹きこぼれが抑えられている感じです。
さいごに
普通の土鍋より遥かに楽に炊くことができて、しかも美味い!
もう普通の土鍋には戻れません。
中火で土鍋自体に蓄熱して、火を消した後は、その土鍋の蓄熱した熱でご飯を炊いている感じです。
ゆっくり、じっくり加熱することででんぷんの甘みが増加しているのかなと思われます。
同じお米でもここまで甘みとか旨味が変わるんだと驚きですよ。
もうね、この世界のすべてのご飯を土鍋で炊いてほしいくらいです。
あ、炊いたご飯はそのままにしておいても土鍋がおひつ代わりになるので大丈夫です。
毎日のことなんで、出来るだけ効率的にしたい、でも美味しいご飯が食べたい。
そんなニーズをがっつり叶えてくれるのが無印の土鍋「おこげ」です。
土鍋選びで迷っているならとりあえずこれで間違いないと思います。
ではまた。
2016/5/31追記
1年以上使用しての雑感ですが、今のところ割れ等も無く快適につかえています。
火力と水のコントロールが炊きあがりの全てを左右するのは身を以て体感してますね。これはもう体で覚えるしかない感じです。
ほんとは毎回土鍋で炊きたいところですが、時間がないときは炊飯器も使うようにしています。
そのへんは臨機応変にやることで、長く土鍋を使えるのかなと。
また、おひつ効果もあるので、炊いたご飯をそのまま土鍋に入れっぱなしでも1,2日は大丈夫です。(夏場は少しやばいかも)
あと、ガス代が気持ち上がった様な気もしなくはありません…。(季節変動かもしれませんが)
こちらからは以上です。