先日農作業のお手伝いに行った時に頂いた自然栽培の梅。
梅干しにでもしようかなと企んだんですが、手間が半端無さそうなので、
仕込んで放置の簡単そうな梅酒を作ってみることにしました。
では自分メモ的な意味も込めて、作り方を紹介。
梅酒作りに必要なもの
まずは、必要な材料を用意します。
梅の実
果実酒瓶
ホワイトリカー
氷砂糖
梅の実
なんと言ってもこれがないと始まらない。
あまり熟していない青い梅がベターです。
果実酒瓶
梅酒つくりの季節になると、スーパーでも売られています。果実酒用の瓶。
まぁ別に密閉できるふた付きの瓶であればなんでも代用できます。
よく売られてるサイズは3、4、5、8Lって感じになってます。
作る量によってサイズを選ぶ感じです。量の感覚としてはこんな感じです。↓
瓶サイズ | 梅の実 | ホワイトリカー | 氷砂糖 |
---|---|---|---|
8L | 2kg | 3.6L | 1000g |
5L | 1.25kg | 2.3L | 600g |
4L | 1.2kg | 2.0L | 550g |
3L | 1.0kg | 1.8L | 500g |
ホワイトリカー
サトウキビ等の糖蜜から作られた純度の高いアルコールです。ほとんど無味無臭。
他の焼酎等でも作れるみたいですが、アルコール濃度が低いのでカビてしまうリスクもあります。
度数は35度以上が推奨です。
氷砂糖
純度の高い砂糖です。砂糖や黒糖でも作れるみたいですが、氷砂糖の方が純度が高いので雑味が減るようです。
梅酒の作り方その① 瓶の洗浄
梅酒をつくる一番基本的な所である、瓶。雑菌の繁殖を未然に防ぐために、殺菌します。
熱湯で洗う熱湯殺菌か、食品用アルコールによるアルコール殺菌、どちらかです。
熱湯の方が話は早そうなのですが、瓶が耐熱容器ではないことが多いので注意が必要です。
耐熱でない場合は、アルコールで殺菌が無難です。食品用アルコールが無ければ、ホワイトリカーで代用してもおKです。
殺菌後、水分が無くなるまで瓶を乾燥させます。
梅酒の作り方その② 梅の実のヘタ取り、洗浄
次に梅の実の仕込みをします。梅の実に付いているヘタを取り除きます。
そのまま漬けてしまうと、エグみや、苦味の原因になります。
爪楊枝か竹串でヘタを取り除きます。
この作業と同時に梅の実の選別も行います。
できるだけ、傷が無く、青いものをチョイスします。傷があったりすると梅酒の濁りの原因となります。濁ってもいい!という方はそのまま入れて大丈夫です。味は変わらないそうです。
ヘタ除去が完了すれば洗浄です。一つづつ丁寧に洗っていきます。
洗い終わったら2時間ほど水に浸けておきます。アクを取るためです。
梅酒の作り方その③ 梅の実+氷砂糖を瓶に入れる
水に浸けていた梅を取り出し、水分を拭き取ります。
そして、梅と氷砂糖を交互に入れていきます。梅の実と氷砂糖の比率は上記の表を参考に。
梅酒の作り方その④ ホワイトリカーを入れる
最終工程です。ホワイトリカーをゆっくり投入します。投入量については表を参照ください。
投入が終わったらフタできっちり密封して、冷暗所で保管します。
月に一回ほどは中身を軽く揺らしてゆっくり撹拌させた方が良いようです。
だいたい3ヶ月くらいから飲めるみたいです。1年熟成させれば完成です。
さいごに
いかがだったでしょうか?
意外と簡単だなというのが自分の印象です。細かいポイントみたいなものを書いたので、文書で見るとかなり面倒な印象に見えるかもしれませんが、工程自体は非常にシンプルです。
梅の実と瓶を洗って、氷砂糖、梅の実、ホワイトリカーをぶち込んで終わりです。
梅以外にもかりんとか、いちごとか、りんごとか、色々な果実酒も簡単に作ることができることが分かりました。機会があればチャレンジしたいと思います。
年に1回の梅のシーズン。この機会に梅酒仕込んでみませんか??
ほなまた。
P.S.1年も待てない!って方は買っちゃうのも手ですね。実は買った方がコスト的には安いことも…