人との繋がりが希薄になった現代。
隣に住んでる人の名前も知らない事なんて今や当たり前に
なりつつありますよね。
よく考えたら、隣の人が誰か分からないなんて
結構怖いことです。
この人との繋がりが断絶された大きな要因は
いつでもどこでも欲しいものは何でも買えるように
なったからではと思うんです。
なんでも買えるから便利なんだけど、
逆に何でも買ってしまう。
人から借りるということがない。
モノが今程溢れていなかった時代は、
近所で食材やモノの貸し借りが当たり前のように行われていました。
その貸し借りで人と人が繋がっていたんですね。
昔は借りなくてもいいのにわざわざ借りにいくということも
していたそうです。
貸し借りは単なる貸し借りではなく、
人のコミュニケーションのきっかけだったんですね。
借りた人は「借り」ができるので、
返さないといけないという気持ちが芽生えます。
そうすると、次に新たな接点が生まれます。
でも、買い物だとお金と交換して終わりです。
次に繋がらないんです。そこで完結してるから。
なので、なんでもお金で解決しようとしないで、
どんどん人に「借り」を作っていけば、
繋がりが増えてくるのかなと思うんです。
「借りる」スタートで無くても、
何かを贈る「ギブ」することで始まる繋がりもありますよね。
そうやって「貸し」とか「借り」を繰り返していくと
どんどん豊かな関係ができてくるのなと思う訳です。
この「貸し」「借り」はモノだけで無く、コトでも言い訳です。
何か手伝ってあげたり、教えてあげたりしてもいいんです。
この、貸し借り、
人との繋がりだけでなく、資源の有効活用にも繋がります。
ムダなものを買わなくても借りてくればいいんですから。
自分もこの「貸し」「借り」を意識して日々生きていきたいと
思います。
ほなまた!