最近、断捨離の一環で大量の書籍を電子化しようと色々調べています。
自宅の書棚がすっきりする、データベースとして検索して使える等多くのメリットがある中、まだやっぱり問題点もいくつかあるようです。気になるポイントをいくつか挙げていきたいと思います。
データサイズは以外とでかい
やり方にもよるみたいですが、何も対処せずに、普通にスキャンすると、tarzanくらいの雑誌で85MBほどになるようです。これは自分にとっては結構衝撃的な数値でした。ipadとかに自分書棚を作っていつでもどこでも読める環境を作ろうと思っていたので。これでは10冊で850MBです。
とてもじゃないけど、全ての書籍を取り込むことは難しいと感じた訳です。クラウドストレージに保存しても、データ自体が重いので、ダウンロードも大変そうです。
ただ、原版を母艦に保管して、ipad等のモバイル端末には縮小版を入れておくというのも一つの策ですね。
また、データサイズの圧縮にはいくつか方法があるようです。
iPadでPDFのファイルサイズを3分の1にまで小さくする方法
ScanSnap S1500 の設定まとめ – 電子書籍を自炊するときの 10 のポイント
ただ、データを圧縮すると、文字の可読性が悪くなるので、データサイズとのトレードオフになっています。
以外と写真とかの多いモノの方がデータサイズは小さい傾向にあるみたいです。
読みやすさって一番大事だと思うんです。どんなに便利になっても読みにくいのであれば、読まなくなりますよね?そこが不安なんですよね〜。
裁断後の書籍をどうするか
これも以外と気になってます。裁断したはいいものの、もうその本は本として楽しむことはできません。バラバラの紙の束です。捨ててしまえばいいんだと思いますが、もしデータが消えたらとか考えると捨てきれないような気がするんです。
裁断済みの書籍の販売サイト等もありますが、今後、著作権的にどうなのかグレーゾーンですね。
電子化するのを雑誌とかに限定するのも一つの手ですね。
初期投資がやっぱり結構かかる
いざ、自炊をするにしても、スキャナと裁断機は必須アイテムです。スキャナは有名なこれがいいですね。↓
そして、裁断機はこれですね。
自炊定番セットです。
ここの投資をケチって安価なエントリーモデルを買うと、だいたい失敗するようです。(用途にもよりますが)
本気で自炊するなら、ここは外せないと感じました。
なかかなふんぎりがつかない最大の原因はここかもしれません(笑)
最後に
スキャンしたモノが黄ばむ等、他にも気になる点は色々あるのですが、今回はこのへんにしておきたいと思います。いつかPDF以外の方法でデータサイズももっと軽くできる自炊方法出てきてくれればいいんですが…。今はまだ過渡期の入り口なのかなという印象です。自炊はちょっと様子見ですね。何かいい方法があれば教えてください。
ではまた。
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